はじめに言っておきますが、さすがに鉄砲は作れません(^_^;)
今日は階段のお話です。
階段には螺旋階段や廻り階段、かね折れ階段や直進階段などがありますが
十分なスペースさえ確保できれば直進階段が一番シンプルで施工も容易です。
そんな直進階段。
建築の現場で「鉄砲(てっぽう)」と呼ばれます。
鉄砲の弾はまっすぐにしか飛びませんよね。たぶん・・・
その様を例えて、まっすぐな階段の事を「鉄砲」とか「鉄砲階段」と言います。
さて今日の現場は久しぶりの地元・狛江です。
ここに屋外階段を取付けます。
今回取付ける階段は・・・
そう!ご存知「鉄砲」です!!
途中経過は省略しまして・・・
はい完成!
角度をちょっとだけ変えて
段板、および踊場は縞鋼板を使用しました。
蹴込み板のない側桁階段(ストリップ階段)です。
手摺もシンプルなたて格子です。
鉄砲は一度足を踏み外すと最後、一番下まで転がり落ちるという危険性があります。
そのため、一般に高さが3mを越える階段は
高さ3m以内ごとに1つ、段幅1.2m以上の踊場を設けなくてはなりません。
つまり、もし踏み外しても踊場で止まるというわけなのです。
踊場ってちゃんと意味があったんですね。
ところで、なんで踊場って言うのでしょうか?
踊るには狭すぎますし・・・
ヘンな名前です(^_^;)
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